高齢出産の私でもほぼ完全母乳育児に成功!その為に行なった具体的方法×6

母乳が出にくくて困っているママ 子育ての悩み

高齢出産でいきなり授乳に行き詰まる!

高齢出産(38歳)でやっとの思いで妊娠、出産を終え幸せいっぱいな気分に浸っていたら

待ったなしでやってくる母乳育児。

無知な私は完全母乳とか完全ミルクとか混合とか何それ?って感じで。

病院によると思うけど、産婦人科病院っておっぱいの宗教みたいなんですよね。

完全母乳育児じゃないとダメ!それ以外は悪!みたいな助産師さんからの圧力がすごいんですよね・・・。
私もおっぱい宗教に洗脳された1人でした笑。 

 

初めは全然おっぱいなんか出ないし、

(特に高齢ママはおっぱい出にくいみたいなんです。)

出産で身体は満身創痍でボロボロなのに

昼夜関係なく3時間おきにやってくる授乳室での授乳・・・。寝てる暇なし!

 

助産師さんに授乳方法を教えてもらっても

初産婦の私は全然上手くできないし焦る焦る!周りは若いママも多く

経産婦さんも多い(授乳のプロ)から余計プレッシャーが・・・。

病室に戻ると赤ちゃんと2人きり。こんなママでごめんねって涙がとまらなくなって・・・

母乳が出にくくて困っているママ

 

赤ちゃんとの時間を大切にせず、ネットで母乳についての検索ばっかり。

検索しては落ち込んで、泣いて・・・もう産後鬱です。

 

だって母乳で育てるメリットが、赤ちゃんの腸内環境が良くなるとか、

アトピーが出にくいとか、免疫とか、キレにくい子になるとか書いてるんですもん。

そりゃ私も可愛い我が子の為母乳で育てたいですよ。

 

退院後、病院では張っていたおっぱいが張らなくなってきて、助産師さんに相談すると

「良いおっぱいは張らなくなるんですよ」って言われてもやっぱり母乳が出てないのは

自分でもわかるし、赤ちゃんは泣くしで・・・だって搾乳しても8mlくらいしか出てないんです。

 

はじめの一ヵ月は1日7回、1回につき80mlあげなくちゃならないし、全然母乳じゃ足りないし

ミルクを足すとごくごく赤ちゃんは飲んでくれるしで、ミルクに嫉妬で悲しくなるし、

あの頃の私は1日おっぱい病にとりつかれていました。

 

ミルク育ちでも全く問題ないけどやっぱり母乳もあげたい

そんな気持ちを母に相談すると、「あんたはミルク育ちやで~。」と軽く一言。

母は私を出産し一ヵ月もする頃には母乳が止まったそうで。

 

あ、わたし便秘でもないし、アトピーでもないし、キレるタイプでもない。
ミルク育ちでも問題なく健康に育つんだと、心が少しフッと軽くなり救われた気持ちになれました。

 

でも、できるなら少しでも母乳をあげたい!混合でも良い!

では、おっぱいってどうすれば今より出せるのでしょうか?

 

私なりに母乳について勉強(ネットや本、助産師さんに聞くなど)して分かった事は

オキシトシン、プロラクチンというホルモンが関係しているということです。

 

オキシトシンってどうやって出るの?プロラクチンを出す方法は?ってネット検索しても

「赤ちゃんに度々吸わせること」くらいしか載ってなくて。

私なりにおっぱいを出す実験してみよう!そういう思いでいろいろ楽しみながら試した結果、

 

生後二ヵ月にしてやっとほぼ母乳で育てる事に成功しています!一回の授乳で160mlでる事も!

 

もしかしたらまたおっぱいが止まるかもしれない、という不安はありますけど。。。

 

私なりに母乳が出やすくなる6つのポイントがありますので

母乳が出にくくて困ってるママさんに、ぜひ試してもらいたいと思って、今回詳しく書き出してみました。

 

オキシトシンとプロラクチンって何?

まず、オキシトシンとプロラクチンについて少しお話します。

妊娠すると、プロラクチン、プロゲステロンというホルモン分泌が多くなるんです!

 

プロラクチンは乳腺の発達を盛んにします。

プロゲステロンは母乳の分泌を抑える作用があります!

それで妊娠中はおっぱいが大きくなっても母乳が出ないんですね!

妊娠中のホルモンの働き

 

出産後、おっぱいの分泌を抑えるプロゲステロンが弱くなって、替わってオキシトシンというホルモンが出るんです!

 

オキシトシンは幸福感や恍惚感をママに与える幸せホルモンとも呼ばれており、

母乳分泌を促す働きがあります。

またプロラクチンは乳腺を発達させて母乳を作るホルモン!母性本能である赤ちゃんを守ろうという気持ちを高めるホルモンでもあります。

 

この2つのホルモンは赤ちゃんに乳首を何度も吸ってもらうことで刺激となって、母乳分泌を促します。

 

産後すぐには母乳が出にくいママも、赤ちゃんに吸ってもらうことでだんだん母乳がでるようになるそうです。

授乳中のママとホルモンの働き

 

母乳が出やすくなる6つのポイント

私が試してみて結果を出すことにつながった方法が以下6つです。
諦めないで是非試してみて下さい!

  1. 母乳が出やすくなると噂のハーブティを毎日3杯以上飲む
  2. 和食中心に必ず三食必ず沢山食べる
  3. 寝れる時は何時間でも寝る
  4. 母乳量も図れるベビースケールを用意する
  5. 1日に何度も何度も赤ちゃんに母乳を吸ってもらう
  6. 旦那様に夜の夫婦生活を1週間に1度は協力してもらう

 

1.母乳が出やすくなると噂のハーブティを毎日3杯以上飲む

母乳が出にくいと悩んだ時にネット検索したら真っ先に出てくるのが、

AMOMAさんの「Milk Up Blend」のハーブティですよね!

 

ちょっとスパイシーな味ですけど慣れてきたらとっても美味しいです!
私は1日にティーバッグ3つ、1.5ℓ水をヤカンに入れて沸騰させて、2時間おきくらいにコップ1杯づつこまめに飲んでいます。

 

飲み始めて1週間ほど経つと母乳量が少しずつ増えてきました。

お茶が原因かはっきりしませんが、とりあえず母乳量が増えたので現在でも毎日飲んでいます。

30ティーバッグ入りで2,000円(税込)くらいして、10日でなくなっちゃいますけど、可愛い我が子の為!
高いなんていってられません!二ヵ月経ったいまでも毎日欠かさず飲んでいます!

 

母乳の出す為に必要な1日の水分量は2ℓ~3ℓとされていますので、水分補給にも丁度良いです!

私がお勧めのAMOMA「Milk Up Blend」ハーブティ

 

2.和食中心に三食必ず沢山食べる

毎食きっちり沢山食べないとおっぱいは出ません!

私の場合、

朝⇒目玉焼き2つ、納豆、キャベツ千切り、ウインナー2本、白米お茶碗大盛り

昼⇒和食中心のおかず、季節のフルーツ、白米お茶碗大盛り

夜⇒野菜お肉たっぷりのお鍋、白米お茶碗大盛り

だいたいこのような食生活を繰り返して、

たくさんの種類の野菜、お肉、白米をたっぷり食べています。

ほんと、沢山ごはん食べないとおっぱい出ないんですよね。

 

3.寝れる時は何時間でも寝る

睡眠も大事!寝ないとおっぱいは出ません!

睡眠は母乳を作るホルモンの分泌を助けるそうです。

 

 

赤ちゃんは約3時間ごとに夜中も起きておっぱいを欲しがります。

おむつ交換、おっぱいに40分、寝かしつけに40分、やっと寝れると思ったら次の授乳まであと

1時間ちょっとしかない~!って状態でめちゃくちゃ睡眠不足になりますよね。

でも私の場合ほんと寝ないとおっぱいって出ないんです。

昼間は家事をほとんどお休みして、赤ちゃんが寝ると一緒に寝ていました。

パパも授乳のためにママがゆっくり眠れるように協力してあげて下さい。

赤ちゃんとママのお昼寝

4.母乳量も図れるベビースケールを用意する

病院では赤ちゃんが飲んだ母乳量をベビースケールできちんと測って管理しますよね。

自宅に帰ってたら母乳量がわからないので、ベビースケールを用意したいと助産師さんに

相談すると、母乳量に囚われて母乳育児挫折してしまうからおすすめしないとの事でした。

でも、私の場合きちんとした数字で確認しないと不安なこともあり、

思い切ってタニタさんのベビースケールを購入!

いつもより母乳が出たな~なんて時に測定しています。

毎回測定しなくてもいいんです。

目で見えて母乳が出た事を確認する度にとても励みになるので私はお勧めします!

ベビースケールにも種類があります。私はタニタさんのnometaがお勧めです。

授乳量機能付きで飲んだミルクの量がボタン1つで1g単位でわかるので

計測にぴったりです。

 

5.1日に何度も何度も赤ちゃんに母乳を吸ってもらう

1日に何度も何度も赤ちゃんに母乳を吸ってもらう。

よく言われますよね!

でも何回も吸ってもらうって、何回?何分づつ?具体的にあまり記載されてませんよね。

私が行っている方法を書き出しました。

1)授乳時間はなるべく多く!

1日の授乳回数は8回~12回、片方のおっぱいで8分~30分づつ、

両方のおっぱいで1回の授乳は合計16分~1時間は吸ってもらうことです。

吸えば吸うほど、母乳を作るプロラクチンホルモンが分泌されます。

最初おっぱいは出ませんから2、3分すると嫌がってすぐ乳首をすぐに離されてしまうことも

ありますが、3、4回は諦めず、赤ちゃんの口に乳首を含ませて吸ってもらいましょう。

おっぱいの出が悪いときほど諦めず、乳首を離されても時間をかけて吸ってもらって下さい!

2)催乳感覚がわかるまで根気よく授乳する!

催乳感覚とは、母乳を作るプロラクチンホルモンと、母乳を押し出すオキシトシンホルモンの作用で起こります。この作用のおかげでおっぱいがじわ~っと沸いて来るのです。

私は一ヵ月半ほどたつ頃にやっと催乳感覚がわかりおっぱいがフニャフニャでも少しは

飲ませられました。催乳感覚があるまで数秒で起こる時や、30分ほどかかる時もあれば片方のおっぱいで2回ほど催乳感覚があったりする事があります。

入院中、助産師さんに片方5分づつなんて教わったりしますが、そんな5分づつを続けていたって催乳感覚は起こりません。

催乳感覚は人によりますが授乳中吸われていない方のおっぱいがキュ~っと痛くなり、

その後赤ちゃんの飲み方がチュチュチュからごくごく、もぐもぐと飲み方が変わります。

私の場合、出はそんなに良い方ではないので、じわ~っと沸いてもすぐ止まります。よく吸われていない方の胸からポタポタおっぱいが出て来ると言いますが、私は出たことはほとんどありません。

3)夜中の授乳が大切!

母乳を作るプロラクチンホルモンは夜中により多く分泌される

ので、母乳量を増やす為には特に効果的です。赤ちゃんが寝ていても、そっと抱きかかえて

お口に乳首を含ませると寝ながらでもおっぱいを吸ってくれます。起こしたらかわいそうと

思わず夜も3時間おきには頑張って授乳しましょう!翌日のおっぱいの出に影響します。

私は入院中助産師さんからこの話を教えてもらいたかったです。

4)おっぱいの授乳は両方同じだけ!

おっぱい機能はそれぞれ右胸、左胸で独立して生産がコントロールされているので、

片方のおっぱいばかり吸わせているともう片方のおっぱいはしぼんで小さくなってきます。

両方まんべんなく吸わせて下さい。また吸わせる順番も大切!

赤ちゃんは最初に吸ったおっぱいの方を力強く沢山飲むので、からっぽになるまで吸わせて

右胸から左胸、次回は左胸から右胸と吸わせる順番も交互に変えて下さい。

右左偏った吸わせ方をしているとおっぱいの出方に差が出てしまうそうです。

5)授乳中は兎に角赤ちゃんの吸い付いてる乳首に意識を集中!

幸せな写真や、吸い付いてる赤ちゃんをじっと見つめ、「可愛いね、良い子だね、産まれてきてくれてありがとうね、パパとママの愛の結晶なのよ~」と優しい声で話しかけましょう!そうすると催乳感覚が起こりやすいです催乳感覚が起こる前はさぁ~と気持ちよくなったりもします。幸せホルモンのオキシトシン効果を最大限引き出しましょう!

(殺人事件など悪い影響が報道されるニュースや、漫画など見ながら授乳しない事。)

授乳が終わったら、ミルクを40ml~60mlを足して様子をみてあげて下さい。

混合で難しいのが、赤ちゃんが一ヵ月すぎた頃くらいから、母乳に慣れてきて授乳の後に

ミルクをあげようとすると、とっても嫌がったりする事です。

そんな時は哺乳瓶を変えてみたり、ミルクのメーカーを変えてみたり、赤ちゃんがお腹を

空かしている寝起きや、お風呂上りなどにあげるなど工夫してみて下さい。

6.旦那様に夜の夫婦生活を1週間に1度は協力してもらう

夜の夫婦生活・・・案外これが一番効果があるポイントなんです。

おっぱいはオキシトシンとプロラクチン効果で分泌されるのですが、

オキシトシンは愛情ホルモン、幸せホルモンと呼ばれるだけあって、大好きな夫と

キスしたり、抱擁してもらったりと触れ合うことでもオキシトシンが放出されるそうなのです。

オキシトシンを出すための薬といってもいいかもしれませんね。

私だけかもしれませんが、夜赤ちゃんを寝かしつけた後、

旦那様に協力してもらい夜の夫婦生活を頑張ってもらった後に就寝すると次回起きた時の

おっぱいの張りが違います。多少波はありますが次の日の1日中おっぱいが

よく出ます!試す価値はあると思います。

旦那様がその時いない場合は、子育て中そんな気分になれないと思いますが

1人で頑張ってみるのも良いかもしれません。オーガズムを感じた後にオキシトシンがたくさん分泌されるとも言われているそうです。

また旦那様にお願いなのですが、どうかママの授乳は暖かく見守ってあげて下さい。

完全ミルクでいいんじゃないの?何時間授乳してるの?足りてないんじゃないの?

など絶対に言わないでくださいね!ママは赤ちゃんと1日中真剣に向き合っています。

思っている以上に赤ちゃんと2人きりの授乳生活でママはとても疲れています。

ママが授乳を始めると、暖かいお茶やお水を用意してあげたり、仕事から帰ってきたら

赤ちゃんのお世話を替わってあげて、ゆっくり今日の赤ちゃんのおっぱいの飲み具合など

聞いてあげて下さい。

よくおっぱいが出た日は「良く出たね~!」と褒めてあげて下さい。

否定的な発言は禁句です!赤ちゃんの管理も誰よりも敏感に気にしています。産後はまだまだママの気持ちはナイーブです。

母乳が出るか出ないかは旦那様にかかっていると言っても過言ではありません。

なるべくママが幸せホルモンのオキシトシンがたくさん出る環境でいられるように、

夫婦仲円満にして下さいね。

家庭円満で安心するママ

以上6つのポイントを辛抱強く二ヵ月は頑張ってみて下さい。

旦那様の協力も必要です。おっぱいは吸われることと、愛情でみたされていることが

必須条件です。私のように高齢出産でも、頑張ればだんだんとおっぱいの出が

きっと良くなります。

今でも私は日によってはおっぱいの出に波があり、特に夕方から出にくくなるので、

ミルクを1日に50~100mlは足しています。うんちもおしっこもたくさんして、

一週間で赤ちゃんの体重が210グラム増加していればOおKなのです!

(1日約30グラム、生後三ヵ月までに出生体重の倍が目標)

完母でないとダメなんていうのは意地悪です!混合だっていいんです!

もちろん頑張っても母乳が出ず完全ミルクだって赤ちゃんは愛情いっぱいすくすく健康に育ちます!

赤ちゃんと向き合って、家族で楽しく育児ができる事が一番なのです。

ただ、やっぱり少しでも多くの母乳を赤ちゃんにあげたい。その気持ちは

どのママも必死で同じ気持ちだと思います。一緒に楽しく育児を頑張りましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました